考えごと アミニスム的偶像としての木彫

彫ってみたい、それは今更の話ではなく何度もあった欲求だった。でも数年前はフルタイムで仕事をしながら、土日に引きこもって創作する生活。全然時間が足りなくて、むしろ完成度の低さに苛つきが募るばかりだった。何かを外に出されなけ …

考えごと 表現の矢印

考え事ばかりしている。 考え事ばかりしていて、でも目には見えないから、何も考えていなそうと言われることがよくある。私は透明で、ボトルみたい空洞で、色がついたらいいのにと思う、いやでも、見えないからいいのかもしれないけど。 …

Yerevan 渓谷に佇む修道院

ディリジャンからエレバンに帰ってきた次の日、一番気になっていたゲガルド修道院へ足を伸ばしてみることに。私はエレバンから公共バスで、街から郊外へと景色が変化するのが楽しく、大きく上下する凸凹の道中も私にはエキサイティングな …

春の本

旅することと同じくらい、本が好きだ。 でも私の本棚を見渡すと、海外文学やエッセイ(海外でのこと)、はるか昔どこか異国のファンタジーなどが多い。結局私はいつも、ここじゃないどこかに行きたくて、ここじゃないモチーフに触れてい …

Dilijian アルメニアの祈り・昔

AC.301年から続くアルメニア正教、世界最初のキリスト教布教国。古くからの修道院群はひっそりと、森の中にあることが多かった。 誰もいない教会、残り香だけが周囲に漂う。内部には石の隙間の小窓から差し込むわずかな光と蝋燭の …