On earth with you.
ここは、旅の記録です。 #Photos では写真をメインにまとめています。写真集をめくるような気持ちで、どうぞ。
ここは、旅の記録です。 #Photos では写真をメインにまとめています。写真集をめくるような気持ちで、どうぞ。
この街に魅了された理由の一つに教会がある。スペイン時代とアメリカ時代を過ごしてきたイロイロの街には立派なカトリック教会がたくさんあった。世界を見渡しても、ここで過ごしていなければ決して訪れることはないだろう。それでも、そ …
熱帯の夏、一度しか雨に降られなかった。毎朝、地平線から太陽が、溶けた吹きガラスのような光を放ち空へと昇ることを楽しみにしていた。大地を焼くように照りつける熱帯の地で、汗をかきながら、それでも見上げると空の入道雲の連なりに …
Iloilo CityのあるPanay島には、アジアベストビーチと称されるボラカイ島がある。 正直、ビーチリゾートというのはあんまり興味がない。そもそもあの潮風と、焼けた肌がヒリヒリと痛むこと、気だるい夏の午後があまり好 …
暮らすようにそこにいること、当てもなく街を歩き、ふとやってくる光を捕まえる。特別なことはない、そういう瞬間の積み重ね。セピア色に焦げた熱帯の夏、街の記録、確かにそこに居たことの。 スペイン領時代とアメリカ領時代を経てきた …
唐突にフィリピンのことを書き始めたのは、Iloiloの空港に降り立ってからちょうど一年が経つから。写真を見返すと、色々な気持ちがぐるぐると思い返される。Manilaの街のコントラストに喰らってしまい落ち込んでいる飛行機の …
人生をかけ続けていきたいことは、なんだろう。長い時間をかけないと得られないもの。 ライフワークの一つに、美術史を理解するということがある。その風土からなるものを自分の目で見て、感じて、確かめたい。それがただ覚えるのとは異 …
トビリシの大通りにはいくつかの荘厳なミュージアムが並んでいる。見かけばかりが荘厳な美術館などと違い、内部も整備され、機能していた。ジョージア国立美術館は5階建ての吹き抜けで、ガラス張りのエレベーターで移動するモダンな建物 …
トビリシは様々な国に支配されながらもジョージア正教を守り抜いてきた敬虔深さを保ちながらも、宗教的寛容を掲げ、街にはモスク、シナゴーグ、ロシア正教、アルメニア正教と様々な祈りの場が点在混在する街だった。触れても形を変えない …
なぜか、旅運が良いみたいだ。普段生活する中では感じようもない部分、旅先になると妙に頭が冴える。トビリシでも不思議なことがたくさんあった。 偶然に知り合ったご縁で、トビリシおすすめの美味しいヒンカリ屋さん(KlieR …
この題は、Your Lone Journey というゴフスタインの絵本の題にかけている。その絵本はあなたのひとり旅と人生を旅に喩えた絵本だ。人生が旅ならば、暮らしもまた旅なんだと思う。 旅の途上、今は森の中で暮らしている …