On earth with you.
ここは、旅の記録です。 国内外、旅の多くの時間を一人で過ごし、目の前に広がる世界と向き合い、気づきを得ることを喜びとしています。心震えたこと、考えたこと、自分の収めた写真とそのままの言葉を残します。青い空、どこまでも続く …
ここは、旅の記録です。 国内外、旅の多くの時間を一人で過ごし、目の前に広がる世界と向き合い、気づきを得ることを喜びとしています。心震えたこと、考えたこと、自分の収めた写真とそのままの言葉を残します。青い空、どこまでも続く …
暮らすようにそこにいること、ぶらぶらと街を歩き、ふとやってくる光を捕まえる。特別なことはない、そういう瞬間の積み重ね。でもその瞬間の光、セピア色に焦げた熱帯の、あの街の記憶が身体中に咽あがってくる。 スペイン領時代とアメ …
唐突にフィリピンのことを書き始めたのは、Iloiloの空港に降り立ってからちょうど一年が経つから。写真を見返すと、色々な気持ちがぐるぐると思い返される。Manilaの街のコントラストに喰らってしまい落ち込んでいる飛行機の …
人生をかけ続けていきたいことは、なんだろう。長い時間をかけないと得られないもの。 ライフワークの一つに、美術史を理解するということがある。その風土からなるものを自分の目で見て、感じて、確かめたい。それがただ覚えるのとは異 …
トビリシの大通りにはいくつかの荘厳なミュージアムが並んでいる。見かけばかりが荘厳な美術館などと違い、内部も整備され、機能していた。ジョージア国立美術館は5階建ての吹き抜けで、ガラス張りのエレベーターで移動するモダンな建物 …
トビリシは様々な国に支配されながらもジョージア正教を守り抜いてきた敬虔深さを保ちながらも、宗教的寛容を掲げ、街にはモスク、シナゴーグ、ロシア正教、アルメニア正教と様々な祈りの場が点在混在する街だった。触れても形を変えない …
なぜか、旅運が良いみたいだ。普段生活する中では感じようもない部分、旅先になると妙に頭が冴える。トビリシでも不思議なことがたくさんあった。 偶然に知り合ったご縁で、トビリシおすすめの美味しいヒンカリ屋さん(KlieR …
この題は、Your Lone Journey というゴフスタインの絵本の題にかけている。その絵本はあなたのひとり旅と人生を旅に喩えた絵本だ。人生が旅ならば、暮らしもまた旅なんだと思う。 旅の途上、今は森の中で暮らしている …
トルコ・トラブゾンは猫の街。 この街の穏やかさは 何か言葉にするよりも、 猫たち姿が、物語ってくれていたので。
ジョージア・トビリシに来て、観光には特に興味もなく、ご飯の材料を買いにマーケットを探した。列車駅のすぐ近く、大きなマーケットがある。トビリシ中央市場だ。首都にあるマーケットは大体観光化されていることが多いけど、トビリシの …
祈りは、日常の中でふと自身を俯瞰し垣間見る一瞬の間。目を閉じて、その一瞬の間に、視界からの情報は消え、鳥の鳴き声や木々のざわめき、自分の呼吸が聞こえるように。以前、私は祈りを忘れているなと、思った。感謝することを忘れてい …