Iloilo3 Tuesday is the market day.
その風土からなるものを知ることの楽しみに、味わうことがある。レッスンで、現地の料理やこの土地に自生するトロピカルフルーツのあれこれを質問し興味津々な私に、「木曜日はマーケットデーだよ!」と先生たちが教えてくれる。授業の開 …
その風土からなるものを知ることの楽しみに、味わうことがある。レッスンで、現地の料理やこの土地に自生するトロピカルフルーツのあれこれを質問し興味津々な私に、「木曜日はマーケットデーだよ!」と先生たちが教えてくれる。授業の開 …
この街に魅了された理由の一つに教会がある。スペイン時代とアメリカ時代を過ごしてきたイロイロの街には立派なカトリック教会がたくさんあった。世界を見渡し、ここで過ごしていなければ決して訪れることはないだろう教会群。それでも、 …
熱帯の夏、一度しか雨に降られなかった。毎朝、地平線から太陽が、溶けた吹きガラスのような光を放ち空へと昇ることを楽しみにしていた。大地を焼くように照りつける熱帯の地で、汗をかきながら、それでも見上げると空の入道雲の連なりに …
Iloilo CityのあるPanay島には、アジアベストビーチと称されるボラカイ島がある。 正直、ビーチリゾートというのはあんまり興味がない。そもそもあの潮風と、焼けた肌がヒリヒリと痛むこと、気だるい夏の午後があまり好 …
暮らすようにそこにいること、当てもなく街を歩き、ふとやってくる光を捕まえる。特別なことはない、そういう瞬間の積み重ね。セピア色に焦げた熱帯の夏、街の記録、確かにそこに居たことの。 スペイン領時代とアメリカ領時代を経てきた …
唐突にフィリピンのことを書き始めたのは、Iloiloの空港に降り立ってからちょうど一年が経つから。写真を見返すと、色々な気持ちがぐるぐると思い返される。Manilaの街のコントラストに喰らってしまい落ち込んでいる飛行機の …
横で鳴かれているのかと思うほど近くで鶏の大きな鳴き声で眠りの世界から引き戻される朝方、あれは一体何時だったんだろう。まだ暗かったことは記憶している。昨晩の夜、落ち着ける雨音に誘われ、深い深い眠りのなかからぐいんっと引き上 …
ティングラヤンの分岐点からバイクに跨いで15分くらいでBuscalanのエントランスに到着。短いバイクの旅も、山を見下ろす景色に感動。(150pesos) 村までのことは、こちらに。 エントランスではコンタクトない旨伝え …
ここではタトゥーのこと。ひとつは、カリンガ地方のトライバルタトゥー(バトック)の文化についてもうひとつは、個人的なタトゥー観について。 トライバルタトゥー(バトック)について 実は私は、土着文化の人々の受け継ぐ幾多的な太 …
世界最高齢のTattoo artist、アポ・ワン・オド(APO Whang-od)さんへ会いにルソン島北部の小さな村、Busucalan(ブスカラン)へ旅したことを記録。ここではバスでのことや途中寄ったBonctoc( …