The art of Georgia.
人生をかけ続けていきたいことは、なんだろう。長い時間をかけないと得られないもの。 ライフワークの一つに、美術史を理解するということがある。その風土からなるものを自分の目で見て、感じて、確かめたい。それがただ覚えるのとは異 …
人生をかけ続けていきたいことは、なんだろう。長い時間をかけないと得られないもの。 ライフワークの一つに、美術史を理解するということがある。その風土からなるものを自分の目で見て、感じて、確かめたい。それがただ覚えるのとは異 …
トビリシの大通りにはいくつかの荘厳なミュージアムが並んでいる。見かけばかりが荘厳な美術館などと違い、内部も整備され、機能していた。ジョージア国立美術館は5階建ての吹き抜けで、ガラス張りのエレベーターで移動するモダンな建物 …
トビリシは様々な国に支配されながらもジョージア正教を守り抜いてきた敬虔深さを保ちながらも、宗教的寛容を掲げ、街にはモスク、シナゴーグ、ロシア正教、アルメニア正教と様々な祈りの場が点在混在する街だった。触れても形を変えない …
なぜか、旅運が良いみたいだ。普段生活する中では感じようもない部分、旅先になると妙に頭が冴える。トビリシでも不思議なことがたくさんあった。 偶然に知り合ったご縁で、トビリシおすすめの美味しいヒンカリ屋さん(KlieR …
ジョージア・トビリシに来て、観光には特に興味もなく、ご飯の材料を買いにマーケットを探した。列車駅のすぐ近く、大きなマーケットがある。トビリシ中央市場だ。首都にあるマーケットは大体観光化されていることが多いけど、トビリシの …
ジョージアの首都トビリシでの滞在でしていたことといえば、大体は写真を編集し、街の歴史を調べ、文字を書き、気が向いたら教会へ足を運ぶ。帰ってきてシャワーを浴びてまた文字を書き、ビールを飲みながらスーパーやパン屋、八百屋さん …
毎日、大自然の中で歩き通し、レンズ構え通し。もしも私がマグカップだとしたならば、並々に注がれた温かな飲み物のように満たされ、白い湯気が立っているだろう。メスティアでの宿泊は、大体ゲストハウスでダブルベッドの一人部屋が常だ …
最後の日の朝、朝食を食べているといつもやって来る白い犬がきた。瞼が垂れて目が半分ほどしか開いていないような表情のその子は、シロツメクサの上に寝転び、片足を私の足の甲に乗せすやすやと、穏やかな呼吸をしている。風が吹くと短い …
朝、庭のテラスで朝食だった。朝から沢山の皿が置かれている。出来立ての小さなハチャプリ、手作りのマーブルケーキは素朴な味。海外のお菓子やケーキは私には甘すぎるのに、家庭の味は優しい。皆これくらいの味付けが好きなんだと、驚く …
次の日、のびのびとした快晴の朝だった。朝食まで時間がありそうなのでカメラを手にし周囲を散歩をする。ここの村も、もう今は使われていないような家や塔がいくつもある。こんな賑わいはきっと短い夏のひとときで、厳しく静かな暮らしな …