日常 冬から、春になる。

今まで暗かった時刻、光が差し込み窓が、青金色に光ることを見つけた。

そういったことが自分にはとても大切で、そして今の生活を愛おしく思ってしまっていることを気づき、切なくなった。物の置き場、慣れてきたリズム、お気に入りの道、見つけた心地よさ、築いてきた関係、やっと分かってきた一人一人のことも私はまた壊して、更から始める。コミットしたいのに、根ざすことをしてこなかった自分の、全てにおける中途半端さ。

散漫した道中で、それでも日々の世界を切り取り残していくことは、肯定できない日の中にもちゃんと生きるに値する美しさがあったこと、それに生かされ、生きてきたということを自分が認知するための記録なんだと思う。こんなにも世界は美しいよと、伝えていたいと思う、それは本当に心から思う。でも同時に自分のためでもある、それでも今ここの美しさを探してきたじゃない?と。

いつか自分への疑いを超え、日々積み重ねたものをもう、手放したりしなくてもよくなった時に過去の全て、今はまだ全然受け入れられない過去の全てを、笑えるようになれたらいいな